百人一首 5~8番

シェアする

 

5から8番

 

5番

 

作者 

猿丸大夫

三十六歌仙の一人。詳細不明なことが多い。

 

文法

「ぞ~悲しき」……係り結び

 

意味

山奥でもみじを踏み分けて鳴く鹿の声を聞くときはいっそう秋が悲しく感じられる。

 

6番

 

作者 

大伴家持

三十六歌仙の一人。万葉集編纂に携わる。

 

文法

「渡せる」……「る」は存続。

「おく」……「降りている(霜が)」

「夜ぞふけにける」…… 「に」は完了、「ける」は詠嘆。

 

意味

かささぎが架ける橋に降りている霜が白いのを見るとすっかり夜も更けてしまったなぁ。

 

7番

 

 

作者 

安倍仲麿

遣唐使として唐へ渡るも唐で高官についたため帰国できず生涯を終える。

 

文法

「天の原」……「大空」

「ふりさけ見る」……「遠くを見る」

「春日なる」……「春日にある(所在)」

「出で」……過去

「かも」……詠嘆

 

意味

大空とおくを見ると(あの月は)春日にある三笠の山出ていた月なのだなぁ。

 

8番

 

作者 

喜撰法師

六歌仙の一人。

 

文法

「たつみ」……十二支の辰と未なので南東方向。

「しか」……「このように」

「すむ」……掛詞(住む、澄む←心が)

「うぢ」……掛詞(宇治、憂し)

「なり」……伝聞(ようだ)

 

意味

私の住家は都の南東にあり心静かに住んでいる。だが、「世をつらいと思って宇治に住んでいる」と人々は言うそうだ。

 

 

シェアする