百人一首 69~72番

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69から72番

69番

作者 

能因法師

文法

「なりけり」…断定+詠嘆

意味

荒らしが吹くみむろの山のもみじ葉は竜田川に浮かぶ錦織であることだ。

70番

作者 

良暹法師

文法

「宿」……住まい

「ながむ」……物思いにふけってぼんやり見る。

「いづこ」……どこ

意味

寂しさに耐えかねて住まいを出て、物思いにふけってぼんやりとみているとどこも同じ秋の夕暮れであることよ。

71番

作者 

大納言経信

文法

「されば」……来れば

「門田」……家の前の田

「おとづれて」……掛詞(音づれて、訪れて)

「葦のまろや」……葦ぶきの田舎家

意味

夕方になると家の前の田んぼ稲の葉が音を立て、葦ぶきの田舎家に秋風が吹き訪れる。

72番

作者 

祐子内親王家紀伊

文法

「音に聞く」……評判高い

「たかし」……掛詞(高し、高師)

「あだ」……むなしい

「かけじ」……掛詞(心にかけない、波はかけない)

「もこそ」……すると困る

意味

評判高い高師浜のむなしい波のように心にかけますまい浮気で名高いあなたで涙がぬれると困るので。

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