百人一首 89~92番

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89から92番

89番

作者 

式子内親王

文法

「玉の緒」……私の命

「な」……完了

「ね」……完了

「ながらえば」……生きながらえていると

「もぞ」……不安だ

意味

私の命よ、絶えてしまうならば絶えてしまえ。生きながらえていると忍ぶこともできず大変だ。

90番

作者 

殷富門院大輔

文法

「ばやな」……願望「ばや」+詠嘆「な」

「あま」……漁師

「だに」……さえも

意味

(涙で色変わりした袖を)見せたいなぁ、雄島の漁師の袖さえも濡れには濡れたが色は変わっていないのに。

91番

作者 

後京極摂政前太政大臣

文法

「きりぎりす」……こおろぎ

「むしろ」……敷物

「かたしき」……片袖を敷く

「む」……推量

意味

コオロギが鳴いている霜の降りた夜の寒い敷物の上に着物の片袖を敷いて一人で寝るのだろうか。

92番

作者 

二条院讃岐

文法

「ぬ」……打消

「ね」……打消

意味

私の袖は引き潮で見えない沖の岩のようにあの人は知らないだろうが、(涙で)乾く間もありません。

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